法隆寺の五重塔が建てられたのは607年(推古15年)。以来、日本はマグニチュード7.0以上の地震を46回も経験したといわれています。
ところが、現在までの1400年以上もの間、この世界最古の五重塔はただの一度も建て替えられていないのです。
その秘密は五重塔が持つ地震を受け流す構造に他なりません。
近代技術以前の日本で、この五重塔が築造された事実は、大規模震災と共存していかなくてはならない日本における必然であり運命だったのかもしれません。
そして、法隆寺の五重塔の類稀れな構造システムは、現在では「免震構造」として、姿は変えつつも脈々と受け継がれているのです。
わたしたちが提供する防災支援型免震マンションでは、「免震構造」であることをスタートラインとしています。